大使館ニュース

戻る

ロシア映画音楽際 (2017年1月28日)

駐日ロシア大使館は1月28日、「日本映像翻訳アカデミー(JVTA)」、ロシア国際交流庁の共催、ロシア大使館学校の協力により、ロシアの映画/音楽芸術祭を開催した。芸術に対して厳しい評価の目を持つと言える日本の観客に、ロシアの伝統的および近代の文化のことが紹介された。出席者は来日した作者達と直接交流する機会を持つことができ、フェスティバルの雰囲気をさらに盛り上げた。

フェスティバルのオープニングは、ロシアのプロデューサー、監督、写真家のアスラン・アフマドフ氏による短編映画作品が上映された。ソ連の人民芸術家リュドミラ・グルチェンコ氏の人生とキャリアに焦点を当てた日本初公開となる写真展も開催され、出席者達は大きな関心を示した。

さらに、同名オペラを原作とするソ連時代の伝統的アニメ映画「スネグーラチカ(雪娘)」(1952年)が日本語の字幕付きで上映された。また、この作品と比較するため近年のロシアアニメ「スカゾチニー・パトロール(妖精パトロール)」(2016年)が全編日本語吹き替えで上映された。この作品は日本のテレビ局で放送が予定されている。

さらにフェスティバルでは、モスクワ・スレテンスキー修道院合唱団によるロシア伝統的音楽の合唱や、ロシアの著名なバラライカ奏者アレクセイ・アルヒポフスキー氏の演奏、ロシア民族ジャズの先駆者でサックス奏者、バシコトルスタン人民芸術家オレグ・キレエフ氏の演奏も行われた。日本に大人気のジャズという音楽の愛好家が大勢集まり、キレエフ氏と来場した大勢のジャズ音楽の愛好家との交流は大いに盛り上がった。まさにジャズは日本に大人気。

著名なロシア人ミュージシャン、プロデューサーのアレクサンダー・シュリギン氏の参加は、フェスティバル全体に華を添え、自身が作曲を担当した英国のジェーソン・ブラドブリー監督による新作短編映画「チェックメイト」を発表した。

また、音楽学者で慶応大学名誉教授の石田一志氏による短いプレゼンテーションが行われ、ロシア伝統音楽と欧州古典音楽の融合がもたらした立派な結果や、19~20世紀のロシアの最も有名な作曲家について聴衆に語った。

趣向を凝らした今回のフェスティバルは、日本の出席者にも温かく迎えられた。2018年のロシアと日本の交流年を控え、ロシアの古典および近代の映画や音楽を通じて日本の出席者と交流することは、両国民の理解の深化に大きな意義を持つと考えられる。