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過日のソ連邦英雄リヒャルト・ゾルゲの生誕125周年を記念追悼セレモニーについて

 今年10月29日、過日のソ連邦英雄リヒャルト・ゾルゲの生誕125周年を記念し、M.ガルージン駐日ロシア大使ならびにCIS各国大使が、東京の多磨霊園にある彼の墓所に花をささげ、伝説的なスパイを偲びました。

 ささやかな追悼セレモニーが行われました。

 M.ガルージン大使「今日は、ここ、先日10月4日に生誕125年を迎えた、ソ連邦英雄リヒャルト・ゾルゲの墓所にお集まりいただき、同僚の皆さんにお礼申し上げます。

 第一次世界大戦の兵士から、活発なインターナショナリストとなり、そして社会の公正を求めた闘士、才能あるジャーナリスト、また優れたソ連のスパイだったリヒャルト・ゾルゲは、日本領内での任務を遂行しながら、大祖国戦争および第二次世界大戦におけるナチス・ドイツに対する勝利に大きく貢献しました。

 今年われわれはともに、大祖国戦争の戦勝75周年を祝いました。戦争には、ソ連の国益全体の名のもと取り組んだ、ソ連構成共和国が参加し、リヒャルト・ゾルゲはその各共和国の自由と独立を守っていたのです。

 現在、ファシズムを壊滅させるにあたり、ソ連の反ヒトラー連合同盟諸国による貢献に無条件の敬意を払いつつ、われわれ全ての民族が果たした役割に関する、共通の歴史の記憶をともに保持することが、いつになく重要です。残念ながら、最近では西側の一部の国やまた、現在独立している個別の旧ソ連共和国において、歴史を書き換え、ナチスの犯罪人や共犯者を英雄化し、ソ連軍の一員としてヒトラーのドイツやその衛星国を相手に戦争を戦った本物の元従軍兵士を侮辱しようとする傾向が活発化しています。

 このような試みは、厳しく覆さねばなりません。だからこそ今日、リヒャルト・ゾルゲを代表とする、われわれ共通の祖国のため戦い命をささげ、世界の歴史となり、新たな世界大戦の悲劇の繰り返しを回避させうる現在の国際秩序の基礎を作った、真の英雄たちを偲ぶのです。ご清聴ありがとうございました。」