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ロ日交流年の開会式

 

プーチン大統領と日本の安倍晋三首相は、クレムリンでの会談を終え、ロ日交流年の開会式に出席した。

ロ日交流年では、政治、経済、学術、文化、芸術、学生交流の分野でさまざまなイベントが開催される。交流年の開催は、両国民の相互理解の深まりと長期的な善隣関係の発展に資するものである。

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プーチン大統領:尊敬する首相!尊敬する皆さま!

日本におけるロシア年、ロシアにおける日本年の開会をお祝いいたします。これは両国とその国民にとって、記念すべき大きな出来事です。

みなさん、ロシア語をお話になるのですよね?(笑)まあ、いいでしょう。

ロ日交流年はこれが初めの開催です。発案したのは日本側の皆さんであり、私たちは当然、そのイニシアチブを支持しました。

ロシアの省庁、社会団体、政界、ビジネス界は日本のパートナーと協力し、日本におけるロシア年とロシアにおける日本年のアイデアが実現するため、あらゆる準備を行いました。

交流年のプログラムは大変充実したものであり、ロシア人と日本人の豊かな歴史、文化、伝統、現代生活を反映し、経済、学術、教育、医療、スポーツ分野での両国民の成果を反映した数多くのイベントが行われます。

交流年はさまざまな分野で協力を活性化させ、人と人との友好的な直接交流の発展につながると確信しています。交流年は両国民の相互信頼を高め、すなわち、両国の連携の基盤をより強固なものにするでしょう。

企業家や金融関係者が産業協力の拡大を話し合い、両国関係の将来について先進的な意見を交換し、共同プロジェクトを議論するビジネスフォーラム、会議、セミナーが予定されています。

多くのイベントがロシア極東で行われますが、それは理にかなっています。日本の投資家はずっと以前から極東で活動しており、先進発展区で実施されているハイテクプロジェクトに参画しています。もちろん、このような良い経験は奨励し、ロシアの他の地域にも広げていくべきです。

専門家団体や非政府団体、学者や芸術家の間に、より緊密な関係が構築されることは大変重要です。交流年のプログラムでは、議員交流、学術交流、学生交流、青少年交流が数多く予定されています。

日本人が伝統的にロシアの文化、芸術、舞台、音楽、映画、文学に深い関心を寄せてきたことを、私たちは知っています。そのため、日本におけるロシア年は有名な劇場や楽団の公演が盛りだくさんで、さまざまな芸術展や写真展のほかに、ロシア映画ウィークも開催されます。

最後に、改めて申し上げます。交流年というこの類い稀なるプロジェクトは、ロシアと日本の善隣関係とパートナーシップの一層の強化につながるでしょう。この大イベントの成功を心からお祈り申し上げます。

ご静聴ありがとうございました。

 

安倍首相(通訳された内容):プーチン大統領!ご参集の皆さま!

昨年6月、新緑まぶしい東京で、私は忘れることのできない時間を過ごしました。「ロシアの季節」の開会式に出席し、ボリショイ劇場のバレエ団による「ジゼル」を鑑賞したのです。

あれから1年が経ちました。そして今、私たちはまさにその劇場の中で、ロシアにおける日本年と日本におけるロシア年の開会を祝っています。プーチン大統領のイニシアチブで、日本は「ロシアの季節」の初開催国となりました。そのときに生まれた関係が、今年は政治、経済、青少年交流、スポーツ交流にも拡大します。

日本とロシアは近くて遠い国だと考えられていますが、両国は隣国同士であり、日露関係は大きなポテンシャルを擁しています。今、このポテンシャルが徐々に実現しています。

両国の国民がさまざまな分野で交流し、お互いの理解を深めることで、両国の距離はぐっと縮まり、深い信頼と友情が生まれます。この交流年は、このような明るい未来に私たちを導いてくれるでしょう。

日本年の一環で上演される歌舞伎をご覧いただき、楽しんでいただければ幸いです。また、日本にいてもなかなか見ることのできない芸術作品の大規模な展示も行われます。

広大なロシアのさまざまな地域で、日本の伝統やポップカルチャーを知ってもらうためのイベントが開催されます。こうしたイベントにも足を運んでいただければ幸いです。日本でもまた、人々がロシアの奥深い芸術の虜になるものと確信しています。

6月14日には日本チームも参加するサッカー・ワールドカップが始まります。もしかすると、決勝戦で日本とロシアが対戦するかもしれません。今から、面白い試合が楽しみです。

これから、伝統的な甲冑に身を包んだ侍による鏡開きと、盛大な和太鼓のショーをご覧いただきます。このショーには、ロシアの武道家の方々とボリショイ劇場のアーティストも出演いたします。

これは、今夜限りの特別プログラムです。日本の心とロシアの心が奏でるユニゾンを思う存分楽しんでいただければ幸いです。

ありがとうございました。