大使館ニュース

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2018年7月31日 モスクワでの河野外相との会談時のラブロフ外相の冒頭挨拶

尊敬する河野大臣

親愛なる皆様

皆様に再びお目にかかれることを嬉しく思います。本年の3月に東京で日本の皆様に温かく迎えて頂いたことに対して、この場をお借りしてもう一度感謝申し上げます。今から60年以上前に河野大臣のお祖父様が参加した日本とソ連の外交関係回復の交渉の舞台となった、ここロシア外務省の迎賓館で、私も2017年11月に、河野大臣にお目にかかりました。

またほぼ20年前には、私の外務省の先輩たちは、河野大臣のお父様を当時の外務大臣として、この建物でお迎えしています。輝かしいご家族の伝統の精神そのものの、河野大臣ご自身の二国間関係の発展に向けたご努力を高く評価しています。

私たちは本年5月26日にモスクワでプーチン大統領と安倍首相の、あらゆる分野における二国間関係の発展に向けての合意に基づいて、こうして会談をしています。5月26日、ボリショイ劇場で両国の首脳が「ロシアにおける日本、日本におけるロシア年」をスタートしたのです。

すでに露日交流年の様々な行事が実施されています。政治、経済、人的交流、文化、マスメディアなど広範な範囲を網羅する数多くの行事が行われます。

ロシアでのサッカーW杯での、日本ナショナルチームが見事なプレーを繰り広げられたことを心からお慶び申し上げます。高円宮妃久子様は、ロシアの滞在を楽しんでくださったと願っています。皇族として102年ぶりのロシア訪問となりました。

本日、これまでの首脳会談での合意の実現に向けての協議、そしてもちろんのこと本年9月のウラジオストクでの会談の際に両国首脳が新たな決定を下すため準備を有意義に行なっていきたいと考えています。私たちの同僚である防衛大臣を交えて、国際社会および地域の戦略的な安定、大量殺戮兵器の不拡散など安全保障に関する諸問題を協議する「2+2」も開催されます。

繰り返しになりますが、ようこそお越しくださいました!お目にかかれて本当に嬉しく思います。